IT業界について思い出したこと
昼間にTwitterでIT業界について連続ツイートしてみましたが、夜になって思い出したことがあります。少し前まではIT業界は個人の時代は終わって組織の時代になったと思っていました。簡単なツールであればパッケージが揃ってきていたり、オープンソースなどの無料で使えるツールが揃ってきてたりしていたため、組織にしかできない大規模なシステムがIT業界の主軸となると考えていたからです。
ところが、今では個人の時代になったと思うようになっています。我ながらこの心境の変化に気が付いて、今少し驚いています。
この変化は、クラウド、スマートフォンが切り開いた新しい可能性が原因でしょう。ソフト屋はクラウドによってハードウェアを気にすることなくサービス構築に集中できるようになりました。サーバを抱えなくてよい、しかもスケーラブルとなれば、サービス提供の敷居がぐんと低くなります。
つまり、これによってこれまでサーバを構築できる能力があるソフト屋とハード屋が揃った組織しかサービスを作れない世界から、ソフト屋だけでサービスが作れる世界になったわけです。ソフト屋によってハードをサービス利用できるようになるメリットは計り知れません。
しかし、常に過渡期にあるIT業界って不思議な世界だ。
さて、今日はこのあたりで。