「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱
日本の抱える問題を思春期に見ていたアニメを切り口として、分析しており非常に面白かったです。世代間に格差なくソフトランディングしてくれるといいですね。
- 作者: 鈴木貴博
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/06/07
- メディア: 単行本
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私自身は「ガンダム世代」と「ワンピース世代」の中間にあたります。なんとも中途半端な感じです。しかし、書いてある内容については非常に共感できるものがありました。縦のムラ社会に生きる「ガンダム世代」と横のムラ社会に生きる「ワンピース世代」。高齢者偏重の社会保障と分かりながらも支える「ガンダム世代」と社会保障の負担をやめていく「ワンピース世代」。
なんとなく腑に落ちる表現でした。
後半になると経済の話になります。非常に怖いエピソードが紹介されています。日本がデフォルトをハードランディングさせる話などです。このあたりは、堀江貴文氏の「0311再起動」のエピソードと似た社会が描かれており、これから大きな変化の波が押し寄せてくることを予感させます。
やはり、これまでの社会システムでは日本が荒波を超えていくことが難しくなってきていると感じました。大きな社会システムの変革には、現在の日本は少しサイズが大きすぎるように思います。道州制によってもう少しコンパクトで機動性の高い社会システムに移行した方がいいように思いました。
なんとなく腑に落ちる表現でした。
後半になると経済の話になります。非常に怖いエピソードが紹介されています。日本がデフォルトをハードランディングさせる話などです。このあたりは、堀江貴文氏の「0311再起動」のエピソードと似た社会が描かれており、これから大きな変化の波が押し寄せてくることを予感させます。
やはり、これまでの社会システムでは日本が荒波を超えていくことが難しくなってきていると感じました。大きな社会システムの変革には、現在の日本は少しサイズが大きすぎるように思います。道州制によってもう少しコンパクトで機動性の高い社会システムに移行した方がいいように思いました。
今日はこのあたりで。