エントロピーは増大する

エントロピーは増大する」

大学生時代に聞いて、ずっと頭の中に残っている言葉の一つ。
エントロピー」とは、もともとは熱力学の用語で原子や分子の「でたらめさの尺度」、「無秩序の度合いを示す物理量」のこと。

そして、「エントロピー増大の法則」。

「自然(世界)は、
 常に、エントロピーが『小さい→大きい』という方向に進む。
 すわなち、自然は『秩序から無秩序へ』という方向に進む。」

本来の熱力学での定義とは異なるが万人向けの説明で有名な定義。とても哲学的な言葉でもあり、世界の根本を捉えた言葉。


プロジェクト・マネージャーが日々格闘しているプロジェクト管理とは、増大するエントロピーとの戦い。日々無秩序化していくプロジェクトをいかにゴールに向かって収束させていくか、頭を捻り、汗をかく。日々増大するプロジェクトのエントロピーをプロジェクト・マネージャーに移すことで、プロジェクトのエントロピーを低い状態に保つことが「プロジェクト管理」。


こんな適当なことを書いていると物理学な人に怒られるので、今日はこのあたりで!