業務系システムといえば、承認申請!

業務系システムでは切っても切れない関係にあるのが「承認申請」。
日本ではよく「ワークフロー」って言います。

セールスフォース・ドットコム社の提供するPaaS「Force.com」の良いところは承認申請を手軽に実現できる「承認プロセス」を標準機能として持っているところです。日本的な「ワークフロー」を実現するには少し物足りないところもありますが、あるとないとでは大違いです!

だが、「承認プロセス」を説明します!とはなりません。
そんなのは面倒なので、本家サイトの情報を御覧ください。

セールスフォース・ドットコム ユーザコミュニティブログ


さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本論です。
承認申請できるようになると、どこで申請した承認申請が滞留しているか、誰のところに承認申請が溜まっているか見たい、という要望をまず聞くことになります。まぁ、導入しようとしている部署が管理部門なので当然といえば当然の要望です。

SE「ホーム画面の未承認申請で参照できます」
客「そこって自分が未承認のものだよね?見たいのは全員分」

なるほど、そのとおり。苦し紛れる回避策ではダメですよね。

SE「承認申請するオブジェクトにステータスなどの情報を持っているのでそこで参照できるようにします。」
客「申請者とか承認者も見られるよね?あと複数ステップの承認プロセスで、どのステップで止まっているかも知りたいんだよね」
SE「いや、えと、その。。。」

なるほど、いろいろ見たいわけですね。
これは先日までの私。でも、今は違います!( ー`дー´)キリッ

私「レポートフォルダ[管理レポート]の中にあるレポート[未承認申請一覧]で参照できます!」

このレポート、申請者、現在の承認者、現在のステップなどなどいろいろ参照できて便利です。
Force.comアプリをゴリゴリ作っているとつい標準機能を忘れがちですが、便利な標準機能はちゃんと勉強して使いこなしていこう。


たぶん、このエントリーはForce.com Advent Calendarに参加できているはずです。
コードが1行もなくて、ごめんなさい。まぁ、昨年もコードなかったけどさ。
http://atnd.org/events/33649

えんじょい、あどべんとかれんだー!