facebook考察

facebookが新しいマーケティング手段として注目を集めていますが、
現時点ではB2Bマーケティングではあまり有効ではないという考えに
至りました。

facebookはソーシャルなネットワークを構築しますが、あくまでも
個人としてのネットワークです。そのため、個人の興味・関心事を
もとに関係を築きます。

しかし、B2Bマーケティングは、会社間での取引であり、個人の興味・
関心事とは違うところにあります。よって、会社間取引(B2B)に
関係することに、個人アカウントでコミュニティに参加することには
違和感があります。
会社と個人の距離が近い零細企業などでは有効かもしれませんが、
大きな会社になるほど距離が出てきます。

つまり、個人の興味・関心事以外の領域であるB2Bマーケティングでは
ソーシャル・ネットワークは機能しないというわけです。
日本でfacebookユーザがもっと増えていけば変わってくるかもしれませんが、
上述の違和感が何らかの形で解決されない限り、B2B分野でのfacebook
活用は難しいと考えます。

最後になりましたが、B2C分野では非常に強力なツールなので、
今後も普及していくでしょう。時代に乗り遅れないように
キャッチアップしていく必要があるでしょう。

以上、facebook初心者の戯言でした。