6時に帰るチーム術

最近、仕事の方が忙しくなってきており、読んでいる途中で2週間くらい中断していた本です。

今の仕事柄、ワークライフバランスについても知る必要があり、読んでみました。読んだ最初の感想は、「そうだよなぁ」というものでした。

手法としては、組織を運営する上で必要なことばかりです。ただ、今の現場ではやらなくなってきたものも多いのではないでしょうか?
この本で良いところはそういった忘れられていた組織運営の基本を思い出させてくれる、そして具体的なやり方を提示してくれている、ことだと思います。

例えば、朝メール、夜メールなどは、始業時にその日やることをチームで確認し合う、終業時に業務報告をする、といったどこの職場でもやっているような内容です。
しかし、この手法のポイントはメールを利用して電子データにしているところでしょう。電子データとすることで過去を振り返る際に参照しやすくなったり、同じ場所に集まって会議をしなくても情報を共有できるようになります。実際に運用している手法なので効果は高いでしょう。

印象に残った考えとして、ライフが充実しないとワークも充実しないという考えがあります。これまでは仕事一筋が美徳されていましたが、最近の若者はやる気がない、という話があったりしますが、ライフを充実させてワークの効率を上げている新人類もいるのかもしれないな、と思いました。

今日はこのあたりで。