ウェブ人間論

新春、一発目に読んでみました。
ウェブが人間の生き方にどういった影響を及ぼすかを議論した書籍です。
ウェブ進化論が非常に衝撃的な書籍だったので、続きで読んでみました。


ウェブが社会に与える影響はなんとなく考えていましたが、人間の生き方にどういった影響を与えるかまでは考えていませんでした。
ウェブでコミュニティに属し、自分のアイデンティティを確立する生き方もあるという点は現実に起きつつあることですが、あまり認めたくない事実ですね。
やはり、リアルに生きることが本流であり、ウェブはあくまでも補足です。
とはいえ、ウェブがないと仕事も生活もできないですけど(役所の場所すら調べられない)・・・。


また、物書きさんらしく、音楽、書籍の電子化について議論していました。
書籍は電子化されると紙が駆逐されるんでしょうかね?電子ペーパーの使い心地はどんなものなんでしょう?やはり紙は非常に便利なんですよね。一覧性があって。
音楽とは異なり、紙独特の利便性があるので書籍は完全にはなくならないでしょう。
(環境には悪いですが・・・)


まぁ、そんなことを考えながら、今年も一年いろいろと頑張っていきます。
今年は何冊の本が読めるかな?

ウェブ人間論 (新潮新書)

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